今年(2021年)の1月に夫がJava Silver SE11の試験に合格しました。
独学3ヵ月で試験に合格したので、その時の勉強方法や勉強のポイントをまとめました。
- 会社で資格取得を目標にしている
- 就活等で役立つように資格を取得したい
- Javaの勉強をしたので、せっかくなら形にしたい
というような方に、少しでも参考になれば嬉しいです!!
1.Java Silver SE11とは
Oracleが実施しているJavaの認定資格。
Java SEの資格は『Bronze』、『Silver』、『Gold』に分かれているが、それの真ん中のレベル。
正式名称は『Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 11』
受験料は「32,340 円(税込)」
Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 11 認定資格は、Javaアプリケーション開発に必要とされる基本的なプログラミング知識を有し、上級者の指導のもとで開発作業を行うことができる開発初心者向け資格です。日常的なプログラミング・スキルだけでなく、さまざまなプロジェクトで発生する状況への対応能力も評価することを目的としています。
引用元:Java SE 11 認定資格
2.受験者(夫)のスペック
- アプリケーションエンジニア(2年目)
- エンジニアになる前の職業は営業
- 会社でJavaの研修は全く無し。(研修ありと言われ入社したが、いきなり現場へ・・・)
- 大学は『化学科』出身のため、授業でも開発言語は未使用
- 他に取得している資格は『基本情報処理』
と、一応現場経験はあるものの、社内での研修は全くなかった。
そのため、資格の勉強をするまでは、基本は既存リソースのコピペでその日を凌いでいた・・・
資格の勉強をして、初めて自分の書いていたコードの意味を知る(笑)
3.使用した問題集
使用した問題集は以下の1冊。
①Java Silver SE8 問題集

⇒通称『黒本』。
ネットでの評判が高く、購入。
ネットの評判どおり、この一冊に載っている問題が全て解ければ合格できる。
本来はSE11の問題集が欲しかったが、中古で売っておらず、諦めてSE8の問題集を購入。
購入価格は「2,610円(税込)」。(地元のブックオフで購入)

使用方法:とにかく問題を何度も解く。
解説を読んでも理解できない部分は自分で模写したり、ググったり。
4.学習期間
学習期間(参考書を購入してから受験日まで):3ヶ月
トータルの学習時間:約180時間
平日の学習時間:約3時間(内2時間は通勤時の電車内での勉強、1時間は帰宅後)
休日の学習時間:0時間(休日は勉強しないと決めていた)
5.勉強方法
①とにかく黒本を解く
先で述べた『黒本』を、とにかく解くだけという学習を約3ヵ月続けた。
この本に載っている問題が全て解ければ合格できるという言葉を信じて、毎日問題を解くことだけに集中した。
具体的には、
- 1章解き終えたら、その1章を再度解きなおす。
- 1章が8割解けるようになっていたら次の章へ進む。
という感じで、問題集を進めていった。
②解説を読んでも理解できないところを調べる
『黒本』の解説はとても優秀で、分かりやすかったが、数カ所は解説を読んでも理解できない問題があった。
そういう問題はひたすらググって、曖昧な理解をしないように心掛けた。
また、調べても腑に落ちないJavaの仕様みたいなものは、自分でソースを模写し、実際のJavaの挙動を確認した。
その際、統合開発環境にはeclipseを使用した。
③バージョンが違う黒本を買ってしまったので・・・
SE8からSE11になったことによって
- モジュールシステム
- varの型推論 など・・・
新しい技術が試験範囲に含まれています。
前述のとおり、SE8の問題集を購入してしまったので、SE11の試験範囲に対応できない部分があった。
そのため、その部分については、ネットで調べて理解をする
だけしかできなかった。。。
しかし、新範囲の問題についても、理解さえできていれば、試験時に困ることはなかった。
ですが、これから勉強を始める人は、自分の受けるバージョンの問題集を購入してほしい。
正直、試験が終わるまで、試験範囲を網羅した勉強ができていたのか不安だった・・・
6.受験時の点数
正解率は「90%」での合格だった。

合格ラインは63%とのことなので、結構余裕のある点数で合格することができた。
7.受験者(夫)からのコメント
今回、この資格を取得して
- Javaに関する知識を深めることができた
- 客観的に、Javaが使用できることを証明できるようになった
という面で、勉強してよかったと思う。
特に、
- コンストラクタ
- インターフェース
- 継承
についての理解が、今までできていなかったので、理解できたことに意味があると思う。
また、Java Silverの資格については、独学でも合格はできる資格だと思った。
未就学者の人でも
まず、1冊Javaの入門書を読み、それから前述のとおり勉強すれば、合格はできると思う。
Javaを業務等で使用している人も、自分がしっかりJavaを理解できているかという観点で受験するのは全然あり。
また、DB接続やファイルの読み書き等はJava Goldの試験範囲だと思うので、引続き勉強を継続しGoldの方も資格取得できるように頑張りたい。
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