AWSやクラウドという言葉を最近目にすることが増えたと思います。
年々、AWSを使用する企業が増えていたり、AWSの資格に手当を支払う企業も増えていると感じます。
私の夫も会社で取得するように言われたようで、今年(2021年)の1月に『AWSクラウドプラクティショナー』という資格を取得しました。
勉強した期間は2週間で、全て独学です。
夫が資格取得した際の体験談(勉強方法等)をまとめましたので、短期間で合格したい人や独学での勉強方法を模索中の人に少しでも参考になれば嬉しいです。
1.AWSクラウドプラクティショナー試験とは
AWS資格も数多くある中で、一番基本的な知識を問われる試験。
AWSのサービス名を聞き、どのような機能を提供しているかを理解できていれば、基本的には解ける問題がほとんど。
この資格を取得することで、AWSの全体的な理解を証明できる(らしい・・・)。
正式名称は『AWS Certified Cloud Practitioner』
受験料は12,100円(税込)
2.受験者(夫)のスペック
- アプリケーションエンジニア(2年目)
- エンジニアになる前の職業は営業
- AWS未経験(AWSを使用したこともなければ、資格の勉強をするまでクラウドの勉強もしたことがない)
- 大学は「化学科」と社会にでるまでシステムとは無縁
- 他に取得しているIT系の資格は「基本情報」と「Java Silver SE11」
3.使用した参考書・問題集
使用した参考書・問題集は以下の2冊のみ。
①AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー

⇒資格取得を決めたとき、まず購入したのがこの一冊。価格は2,618円(税込)。
前職の先輩からオススメと言われ購入したもの。
ネットで調べても一番評価が高いように感じた。
使用方法:テキストを読み、章末問題を解く
②AWS認定 クラウドプラクティショナー 模擬問題集

⇒テスト2日前に購入した問題集。価格は700円(税込)。
強者は①の参考書のみで資格を取得できているようだが、問題を解いていないのが不安で購入。
試験前にアウトプットの練習ができたので、購入してとてもよかった。
また、①の参考書だけでは曖昧な理解になっている部分があったので、模擬問題を通して知識を固めることができたことも購入してよかった理由の一つ。
使用方法:繰り返し問題を解き、間違えた問題の分からなかった単語を一つずつ調べる。
4.学習期間
学習期間(参考書を購入してから受験日まで):2週間
トータルの学習時間:約45時間
平日の学習時間:約3時間(内2時間は通勤時の電車内での勉強、1時間は帰宅後)
休日の学習時間:約3時間(子どもが寝てから3時間)
5.勉強方法
1~3日目
「①AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー」を1周読んだ。
その際、章末問題も分からないながらに解いた。
4~11日目
「①AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー」を繰り返し読み、繰り返し章末問題を解いた。
12日目~試験まで
「②AWS認定 クラウドプラクティショナー 模擬問題集」を繰り返し解いた。
間違えた問題のわからなかった単語を①の参考書やネットで調べた。
ちなみに、初めて模擬問題をといた際にも、6~7割程度は解けるようになっていた。
模擬問題は間違えることがなくなるまで、繰り返した。
6.受験時の点数
スコアは1000点満点中905点。

合格の最低点は700点なので、結構余裕のある点数で合格できたと思う。
7.受験者(夫)のコメント
AWSクラウドプラクティショナー試験の勉強をして、よかったと思うことは
- AWSというサービスがどのようなものか知ることができたこと
- AWSの使用経験はないが、使用する際のイメージが若干できたこと
そのため、こんな感じの人が勉強をするのにオススメだと思った。
- AWSの使用経験がなく、これから現場等でAWSを使用する予定のある人
- クラウドの知識がなく、クラウドについて勉強したい人
- クラウドの勉強がしたいけど、何から勉強していいかわからない人
クラウドサービスの中でもAWSのシェア率は高く、今後も導入する企業が増えそうなので、まずクラウドを知るという意味で、この資格の勉強をするのはいいことだと思う。
また、この資格はAWS資格の中で一番ベーシックな位置付けというだけあって、試験は基本的なことを問う問題がほとんどだった。
そのため、独学かつ短期間で合格するのは比較的簡単な資格ではないかと感じた。
なので、AWSを既に使用しているような人はプラクティショナー試験は受験せず、その上の資格から勉強を始める方がいいと思う。
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